#nowreading

本と生活、その断片

2018年の目標、抱負

今週のお題「2018年の抱負」

年が変わったからといって、それほど「心機一転!」という気分になる性格でもないのだけれど、それでもやっぱり、今後1年どうしていくか、ということを考えるのには正月、年初めは最適な時期だとは思う。

前提

私はインドア派、外に出なくていいなら1日家の中で本を読んでいたい性分で、そのこと自体を悪いとか、取り立てて自分変えたい!とか思っているわけではない。ないのだが、その性分によって、さまざまな機会を損失しているのではないか、自分の見えるものだけを見て満足しているのではないか、というぼんやりした不安はこれまでも感じていた。

2018年の目標

そこで、いろいろなものに触れる、気づく、飛びこむ ということを2018年の目標としたい。これを実践していくことで、「失っている」と思っている機会に、すこしでも手を伸ばしにいきたい。

具体的には

以下のような行動を心がける。

毎週ひとつ、新しいものに触れる

これは、『ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250』(堀 正岳 著) の以下のような記述に影響を受けている。

あえて「金曜日には必ず新しいアルバムを1つ買う」ということを習慣にしてみると、強制的に発見が促され、日常に小さな喜びを生み出すことができます。リンク

なお、「新しいアルバム」をなににするかということに関しては、さらに『一年でクラシック通になる (生活人新書)*1山本一太著)を参考にして、クラシックの名盤を中心に、普段あまり聴かない音楽を聴いていこうと思っている*2

そのために、音楽定額配信サービスのSpotifyを使い始めた。

www.spotify.com

さっそくバッハのブランデンブルグ協奏曲(件の「一年で〜』で、第1週目の曲として紹介されている)を聴いたり、今までの自分なら絶対に聴かなかったであろう、ぼくのりりっくのぼうよみの曲を聴いたりして楽しんでいる。若いラッパー?みたいな人でしょ?ちょっとどうなのよ、とか思ってたけど、”Be Noble”とか結構かっこいいじゃないですか。


バッハ - ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050 カラヤン ベルリンフィル


ぼくのりりっくのぼうよみ - 「Be Noble」ミュージックビデオ

街中、生活の中でさまざまなことに気づく

これもまた、読んだ本から影響受けているのだけど。『観察の練習』(菅俊一著)は、デザイナーの菅氏が日頃日常の中で「おや?」と思った瞬間、出来事、場面を集め、それを読者が追体験しながら「観察の練習」をする、というこれ自体とっても面白い本なのだが、これに影響を受け、街中、生活の中で何か変だぞ、面白いぞ、という場面事柄を意識的に発見、記録していく。

やりたい、面白そうと思ったらまずは飛び込んでみる

前に書いた自分の性分的に、何かをやろう、どこかに行こうと思っても、ちょっと面倒くさくなると「やっぱいいかー」となることが多い。これは良くない(と前から思っていた)。行くか、やるか、迷ったら、とりあえず行く、やる。それでつまらなくても、時間の無駄でも、行っただけ、やっただけよしとする。自分を責めない。そこに行った自分を、それをやった自分を、褒めてあげたい。有森さんみたいに。

いつまで続くかわからないけど

そんなわけで、「いろいろなものに触れる、気づく、飛びこむ」を2018年の目標として、クラシック(や他のジャンルの音楽)を聴きながら、毎日キョロキョロして面白いもの見つけつつ、今まで以上に本を読んで、健康に安らかに過ごしたいと思いました。まる。

本ブログでの(自己満足のための)報告

以上のような2018年の目標達成状況は、「#2018目標」とでもタグをつけ、アップしていくことにする。

*1:一週間に一曲新しいクラシックを聴くことで、クラシック通になろう、というコンセプトの本で、52週分、52局のクラシックが紹介されている。

*2:そもそも私はJ-popしか聴かない、というかたまたま耳に入ってくるのがそれくらいしかない、という程度に音楽音痴(というのも変な言い方だが)